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 かさ袋ロケットは、2006年、教材開発委員の一人が武蔵野学院大学幼児教育学科の講座の教材として市販のかさ袋を活用し、遊具として学生の実習に使っていた。先端に紙コップの底を切り取ってはめ込みおもりとし、バランスの良いロケットをつくり、投げて遊ぶというものであった。
 その後、吹き矢と同じ方法で図2のような筒からブロアーで送風して飛ばす発射台(筒の長さ、発射角度をこどもが選択することがでる)を開発し、国分寺「宇宙の学校」(2007.3)を皮切りに、鹿児島市科学館で実施したコズミック(2008.1)などで使われて行った。

 2008年、教材開発委員会はこの教材の「指導ガイド」を作製し、この中で「かさ袋ロケットで宇宙にいこう」の指導略案を載せた。

 かさ袋は、以前から小学校で空気を実感させる教材としてポリ袋に空気をつめたり、飛ばしたりしていた。
 これを飛行機やロケットに見立て、飛ぶことを科学するようにしたものがコズミックで最初に登場したのは、沖縄の先生のグループと宇宙教育センターと共催で行った「コズミックIN沖縄」(2007.11)でのことであった。

 ペットボトルロケットなど、いままでの教材としてのロケットは、噴射する反動で飛ぶことを説明するものが多く、ロケットの空中姿勢などに関わる空力安定などを実感できるものがなかった。教材開発委員会では、空力の中心や重心の位置をいろいろと変化させ、ロケットが安定して飛行するかどうかを親子で試行錯誤できる教材としてこのロケットを更に工夫することにした。

 初期は、雑貨屋で「かさ袋」を購入して使っていたが、富山県の製造元に「宇宙の学校」のことを話し、作成を依頼したところ、主旨に賛同するというコメントとともに特価で対応してくれることになった。この後、長さが、75p、110p、150pと子どもの発達段階に合わせたロケットが用意できることになった。

 このロケットを作成する際、子どもにとって困難なことは、空気を閉じ込めたまま袋の口を結ぶことであるが、あえて親子で共同して作成するよさがある優れた教材として評価していた。しかし、こどもの身長を超える袋の場合は、帰宅途中の持ち歩きに危険があるとして、逆止弁をつけることにした。

 現在は、この袋を投げては重心や翼の位置などを親子で試行錯誤しながらよりよく飛ぶロケットにしていく教材として位置付いている。

 平成22年度、最も多く使われた教材である。







図1 釧路こども遊学館親子でキャッチボール2006.11


(図2)かさ袋ロケット発射台


ロケットの飛ばし方を説明する槇田先生


(図5)宇宙の学校のスクーリングでの様子

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