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3月17日「奇人譚」

 先日は、久しぶりで昔話に花が咲き、宇宙研が駒場にあった頃の愉快な 思い出話が次から次へと披露されました。

 ある冬の朝。「おー寒い寒い」と教授室に現れたJ先生。秘書の女性が 分厚いオーバーコートを後ろから脱がせたところ、先生の肩口から何やら 「ガタン」と落下しました。見ればそれは木のハンガーでした。自宅を出 るとき、ハンガーごと着て、そのまま車でご出勤に及んだらしいのです。 ここで普通の人間は恥ずかしがるものですが、そこはJ先生──ハッタと 床のハンガーを睨みつけて一言。「そうか! 道理で今日は肩が凝ると思 った!」

 そのJ先生は、別の日には、首に2本のネクタイをしめてご出勤になっ たらしいですよ。剛の者ですね。あの頃の物理学者というのは凄かったな あと、ひとしきり呆れるやら感心するやらのひと時でした。

 それにひきかえ、昨今のわれわれの話題には、非常にちまちました話が 多くて、つくづく日本人は小さくなったなあと思います。国の政治をめぐ って生起する事柄も、何だか国家というものを背負って働いている人々に しては、せこすぎるように感じますね。現在の日本の危機的な状況につい ては、あちらこちらで触れられていますが、どうもその危機感が普遍的で はないのでしょう。

 「国全体がこのままではいけない」という意識のもとで、身のまわりの ことを処理しようとしていない人が多すぎます。コップの中の嵐だけを片 付けようと躍起になっている人が多くて、歯車が狂ってしまうのですね。 危機を危機と感じることが出来なくなれば、それは国が衰退に向かうしる しなのだと、肝に銘じて頑張って行きたいものです。

(YM)

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