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YMコラム
9月1日「スポーツと宇宙プロジェクト」

 2010年FIFAワールドカップ・日本代表。今年の大会における日本代表の スタートは、決勝トーナメント進出への期待度が低い状況だった。

 白けた空気をいきなり吹き飛ばし、今大会の快進撃の端緒となったのが、 グループリーグ初戦のカメルーン戦だった。実はその前日、「はやぶさ」 の壮絶な帰還という「事件」があって、日本のインターネットでは、ワー ルドカップ盛り上がりがどうかと思われたが、やはりスポーツは「別腹」 で、テレビ放送では45.2%という高い視聴率を獲得した。

 多くの人々の注目が集まる中で岡田さんが採ったのは、それまでの方針 とはガラリと異なる、ボールを奪いに行く位置を後方に下げた守備重視の 戦術だった。これが見事にハマり、日本はカメルーンを相手に1-0で勝利。 勝ち点3を獲得した。

 続いてFIFAランキング第4位の強豪オランダとの一戦。日本は0-1で惜敗 し勝ち点を積み上げるには至らなかったが、フォワードのロッベンが出場 しなかった幸運もあったとは言え、昨年9月の試合で0-3と大敗した欧州の 強豪相手に善戦。普段はサッカーに馴染みの薄い日本の視聴者も大いに盛 り上がった。

 こうして迎えたあのデンマーク戦。日本代表初の決勝トーナメント進出 を賭けて、日本中の期待を一身に背負った代表チームは、見事な戦いぶり で勝利を収めた。この結果をパブリックビューイングで見て興奮した日本 の観客は、その後も各地で続いたお祭り騒ぎは、まさに凄まじいものだっ た。

 そして、遂にやってきた決勝トーナメント初戦のパラグアイ戦。残念な がら日本は0-0のまま延長戦にもつれ込んで最後はPK戦で惜敗を喫した。 岡田さんが目標として掲げていたベスト4の目標は果たせなかったが、今 回の日本代表の予想外の活躍に、視聴者の多くは拍手を送った。

 これまで、何となくオリンピックやワールドカップのたびに盛り上がっ ては、終わるとすぐに熱心なファン層以外の興味が、引き潮のように引い ていってしまう、日本のサッカーを取り巻く状況が、今大会の岡田ジャパ ンの活躍で少し変わったように思うのだが、いかがだろうか。それにして も、岡田さんは、もう1試合戦いたかっただろうなあ。

 いま全国で起きている「はやぶさ」フィーバーとサッカーの日本代表の 躍進は、同時期に起こったということもあるが、組織のあり方その他を考 える上で、驚くほどの共通点があると誰もが感じている。

1 ぶれないリーダーの存在
2 限られた戦力(予算)で壮大なプランに挑む
3 チーム全員がミッション全体について自ら主体的に考え、
  成功(勝利)のために頭と体を振り絞る
4 とかく批判されることの多い日本の若者たちの限りない可能性への期待

 などなど……。ほんとうに、枚挙に暇がない。

 この宇宙プロジェクトとスポーツが共有する要素を、意識的に「宇宙教 育」の一環としてつなぎたいのだが、どうもなかなか妙案がない。私自身 も数年間考えてはいるのだが、今少し真剣さが足りないのだろうか。どな たかアイディアをいただけないだろうか。

(YM)

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