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10月22日「ディスカバリー号の燃料の漏れ」

 スペースシャトル「ディスカバリー」の最後のミッションとなるSTS-133 が、燃料漏れの問題で悩んでいますね。来る11月1日に打ち上げが予定さ れているので、それまでにこの問題が解決できるかどうか、微妙な情勢に なっているようです。

 ディスカバリーが発射台に据えられて(図1)から、OMS(Orbital Maneuvering System)の燃料供給ラインに漏れが発見されたのです。OMSは オービターのお尻のところにある小さなエンジンで、軌道上でシャトルの向 きを変えるために使われる重要なコンポーネント。特に大気圏再突入の時に はなくてはならない役割を果たします。


(図1)発射台に据えられたディスカバリー

 漏れがあるのは、その燃料(MMH:Monomethyl Hydrazine=モノメチル・ヒ ドラジン)とその酸化剤をエンジンに供給するラインです。因みにMMHは人 体には全くよろしくない毒性の燃料です。数週間前に圧力チェックをした時 には何でもなかったのですがねえ。漏れは先週発見されました。

 今週の月曜日に6本のボルトを締め直したそうです。その時は漏れが止まっ ていたとも言われていますが、正確な情報かどうか分かりません。現在は燃 料を抜いた状態でラインに液体ヘリウムを流しながら、圧力チェックが夜を 徹して行われているところ。もしフランジ(flange)部分(図2、図3)を交 換するようなことになれば、11月1日の打上げには間に合わなくなるでしょう ね。


(図2)漏れが発見された部分


(図3)問題の部分のスケッチ

 シャトルをもう一度VAB(組立棟)に戻して作業をつづけるような事態にで もなると、国際宇宙ステーション周りの他のスケジュールが非常に混んでい るということもあって、このSTS-133(ディスカバリー)は2011年2月、STS-134 (エンデバー)が夏、STS-135(アトランティス)が秋までずれ込む可能性も あります。このような大幅延期に至らないようにするため、ケネディ宇宙セン ターは必死の毎日のようです。

 有終の美をめざして頑張れ、エンジニアたち。

(YM)

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