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11月24日「「はやぶさ」カプセルの全国行脚がはじまる」

 人気が衰えることを知らない「はやぶさ」カプセル。ついに全国展示が 開始されました。トップバッターは広島県呉市の大和ミュージアム(図1)。 11月20日から23日までの4日間行われ、合計の見学者数は4万人を超えまし た(図2)。おそるべきことです。KU-MA(子ども・宇宙・未来の会)が売 り出した「はやぶさキティ」のグッズも、即日完売だったそうで、そのか わいいデザインも相俟って、これからの全国での広がりが楽しみになって きました(図3)。

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 (図1)呉市の大和ミュージアム
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 (図2)大和ミュージアムのポスター
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 (図3)はやぶさキティのイメージ

 1985年から翌年にかけてのハレー彗星の探査のときも人気はすごかった ですが、この時は、ハレー彗星そのものの知名度が高く、またミッション への賞賛はどちらかと言えば客観的な性質のものだったような気がします。 それに引き換え今回の「はやぶさ」に寄せられる思いは、参入感に満ちた 主観的な色合いを帯びているようで、「はやぶさ」くんという呼び名もそ のことを象徴していると思います。

 単に「はやぶさ」の業績を讃えるだけでなく、共感とか共鳴という性格 が濃く、いわば自分のことに引き換えた感情を持ってくれている感じなの です。がんの患者さんの「おれも最後まで頑張る」とか、カプセル帰還の 際の悲鳴などはその代表格ですが、こうした気持ちを引き出す上で、小野 瀬直美さんの『はやぶさ君の冒険日誌』(図4)の果たした役割は極めて 大きいものがあるでしょう。またあの火星探査機「のぞみ」の『あなたの 名前を火星へ』キャンペーン以来つづけてきた名前・メッセージの募集キ ャンペーンもムードの盛り上げに一役かったことは疑いのないところだと 思っています。

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 (図4)『はやぶさ君の冒険日誌』の表紙

 こうした従来とは少し異なっている「はやぶさ」への反応を、宇宙教育 の現場で具体的に生かしていく努力が、もっと求められていると感じてい るのは私だけではないでしょう。たとえば「はやぶさ」は解像度の高いた くさんの画像を獲得しました(図5)が、それを並べてじっと観察させる だけでも、いろいろな推理が可能になります。それを大人が手助けしなが ら頭脳の訓練をするなんてことは、簡単にできることなのでお勧めです。 「ブラジルナッツ効果」などの観察を鋭い子どもから引き出すことは、き っと容易なことだと思います。

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 (図5)「はやぶさ」の精細画像の例(コマバクレーター付近)

 「はやぶさ」現象をどのように考えるのか、哲学的な視座からの分析を 友人にお願いしようと考えています。これは一刻も急ぐ必要のあることな のだと、何だか私の心が催促しています。一緒に考えてみませんか。これ からの日本の未来に随分と関係が出てきそうな予感がするのですが……。 さあ、呉が終わって、次は佐賀・武雄の佐賀県立宇宙科学館(11月27日〜 30日)(図6)です。

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 (図6)佐賀県立宇宙科学館

(YM)

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