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YMコラム
月日「懐かしのSentimental Journey」

 ある雑誌社から取材が来た。また「はやぶさ」かと思っていたら、これ が違った。「はやぶさ」が原因であることはそうらしいのだが、どこかの 記事で、「はやぶさ」打ち上げの漁業交渉のことが書いてあり、そこに私 が漁業関係者とカラオケを歌ったなどという記述があり、ひょっとしたら 音楽が好きなのではないかという一縷の期待をもって、私を訪ねたらしい。 いろいろな人物の音楽、とりわけCDにまつわる因縁をとりあげているコラ ムということであった。

 私の兄たちは、大の音楽好きだった。特に次兄は大好きで、一時は音楽 学校ヘ進学したかったのだが、母の反対に会って実現しなかったと、本人 から聞いた。私が小学校に上がるか上がらないかという頃は、ひまさえあ ればギターをつま弾きながら歌を歌っていた。私が小学校に入学してしば らくした時、音楽の歌唱テストがあり、先生から「さあ、どんな歌でもい いですよ。教科書に載っていないのでもいいです。私がオルガンで伴奏し てあげますからね」と言われて、私の番になった時、私が直立不動の姿勢 で「それではSentimental Journeyを歌います」と宣言したのは、幼い小 学校1年坊主としては、致し方なかったのだと信じている。唱歌とポピュ ラーの区別など分かるはずがない。日常生活で最も耳に残っている歌を選 んだわけである。

 さて、Doris Day(図1)の甘い声を思い出しながら“Gonna take a Sentimental Journey ……”と歌い始めて、ちょっと様子がおかしいこと に気づいた。先生が伴奏をしてくれないのである。「おかしいなあ」と感 じつつ、先生を横目で見ながら歌い進み、最後の“Sentimetal Journey” という歌詞を絶叫し終わった時には、ほとんどやけくそのようになってい た。すると先生が意外な発言を──「次からは教科書に載っている歌を歌 いましょう」。その先生の矛盾には、もちろん私は気づいたのだが、これ は性格である、素直に「はい」と答えたことは言うまでもない。ウチに帰 ってから晩メシの時にその話をしたところ、みんなに「このバカ」と言っ て笑われたので、ますます私はわけが分からなくなってしまった。


(図1)Doris Day

 というような話から、私と歌や音楽の話を切り出したら、件の二人の取 材氏はすっかり乗ってきて、それからたっぷり1時間40分、話が盛り上が って、満足して帰っていった。これ以上はもう書いてはいけないだろうが、 その中身は、またきちんと記事になってから、(もし憶えていれば)ご報 告する。

(YM)

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