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YMコラム
9月14日「CBブレースという膝の防具について」

 先日は新横浜へ行くまで、膝の防具をつけ忘れていることに気がつかなかった。新幹線に乗ってから「アッ」と思ったのだが、つまり膝の具合が少し良くなっているということである。ただし、それから2日間、防具なしで過ごしたツケが今やってきていることは確かだが、ともかく嬉しい現象が現れていて力強く感じた。

 前にも少し書いたことがあるが、金沢のホテルで転んだ時から、膝の調子がおかしくなった。その転んだ痛みだと信じていたが、しばらくして痛みがおさまらないので近所の整形外科に行ったら、「変形性膝関節症」という立派な病名をいただく羽目になった。「ヒアルロンサン」というものの注射を1週間おきに5回ぐらいやれば治る、と言われて通ったが、全く効果なし。6週間目にそのお医者さんから「やっぱり体重ですかな」と言われて、その整形外科をあきらめて、他のお医者さんへ。そこでまた「ヒアルロンサン」の攻撃。でも実際にこれで治る人もいるらしいから文句も言えない。

 4週間通ったが、そこでも効果なし。その時にこともあろうに宮城県の塩竃でこの沖縄に工場のある防具の話を耳にし、その翌週(2011年6月)たまたまその工場のある宜野湾市で国際会議があるという幸運に恵まれたのである。この膝の機械を作ってくれたのは、沖縄・宜野湾市の佐喜真(さきま)義肢という会社で、土地の整形外科のお医者さんと協力しながら仕事をしている。大変な世話好きの社長さんで、かつては鉄工所をやっていたらしい。暫く前にテレビで「義足のランナー」という番組を観て感動した覚えがあるが、あの義足を作ったのも、この佐喜眞さんである。 宜野湾を訪れた時にギプスを作ってもらい、その型に合わせ丁寧に仕上げ私自身の脚の形にピッタリのものが送られてきた。8月に2度ほど沖縄にお邪魔して、佐喜眞さんや現地の健康科学の仕事をしておられる先生方のご協力を得て、節食や筋トレの方法と精神をご教授いただいたおかげで、少なくとも考え方は身についてきた。「太っているのが親のおかげ」などという言葉は言わなくなってきた。

 この膝の防具に対しては、整形外科のお医者さんが快く思っていないらしく、その影響なのだろうか、厚生労働省から冷たくされているという話を聞いた。なるほど、佐喜眞さんの会社には、文部科学省と経済産業省の立派な表彰状が飾ってあったが、厚生労働省のものはない。まあ全国には膝の痛い人はゴマンといるので、これが一気に治られると困るという事情もあるのかもしれないが、医者としての誇りや面子の問題もからんでいるのだろうか。

 とは言っても最後は実績だから、この確かに「効いているらしい」防具の効果を、一日も早く私の膝で完膚なきまでに実証して、広く世に出したいものと考えているところである。このように正義感や義侠心がからんでくると、日ごろの横着者が、キチンキチンと膝をいたわるようになるのだから、人間というのはおかしなものである。

 私はおよそ世の中の「サプリメント」というものをあまり好まない。この変形性膝関節症というのは、歳をとってオウキャク(O脚)になるのを、防具の力で防ぎつつ、痛みを和らげ、痛みの和らいだタイミングで筋トレをやることで、膝の周辺の筋肉を強化して、数ヵ月後には防具も要らなくするという、合理的なスグレモノである。ご本人も奥様も、体をめぐって随分と苦労された佐喜眞さんが、その生来の器用さと親切心と根性で、遂に作り上げたCBブレースというこの器械によって、再びテニスさえできる日が来るのではないかと、期待が膨らむ今日この頃である。ということで、今日は、膝談義でした。

(YM)

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