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日時と場所 | 9月17日(土) ふれあいエスプ塩竈 |
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プログラム | スチロールたこをあげよう みんなで熱気球をつくって上げよう |
講師・スタッフ | 講師:遠藤康弘、的川泰宣 スタッフ: |
参加数 | 親子41組100名 |
主催 | 塩竈市、塩竈市教育委員会 |
共催 | KU-MA JAXA宇宙教育センター |
駅を降りた街はおだやかで、一瞬何もなかったような感じさえしました。
開催前に街の中と船から周辺の島々を見せていただきました。
車で移動していくうちに1階部分に被害があった所や全く機能
していない建物、いまだに復旧していない信号があったりと、
しっかりと震災の爪後が残っていました。
津波で形の変わってしまった島や、島自体が下がってしまい最干潮時でも水面が
すぐに迫っている島があったり、今だに高く積まれているがれきの山を前に、
それでも地元の方はだいぶ片付いたと話しているのを聞き、直後はもっともっと
ひどい状況だったことを知りました。
以前は部落があった島に震災後に行ったら、全く何もなくなっていたとか、
最近もお葬式があったり、いまだに行方不明の人がいるとも・・
「塩竈は島々があったお陰で被害が少なかった。三陸の方はもっと
ひどい」と言う地元の方の話を聞いたり状況を見れば見るほど、地震や津波の脅
威を感じ言葉を失いました。ボランティアスタッフとして東京から同行して下
さった会員の方も涙を流されていました。
開校式と合わせて、的川会長の講演会も行われました。
予定では30組の方が参加する事になっていましたが、予想以上に当日参加
の方が増え、たくさんのご家族が参加してくださいました。
塩竈市の阿部いと子さんからはじめの挨拶。
的川会長から「宇宙の学校」についてのお話。
スチロール凧の作り方を説明。
作った凧を揚げてみよう。
続いて熱気球です。
子どもが作った気球は親が膨らませてあげます。
ランチャーの前でしゃがんでいる方は、
亘理からボランティアに駆けつけてくれたKU-MAの会員です。
遠いところからありがとうございました。
見かけによらず勢いよく上がっていくのでみんな嬉しそうに見上げていました。
参加の方に加え、スタッフのみなさん明るく元気に参加の皆さんの補助に
入って下さったお陰で「宇宙の学校」第一回目が無事に終了いたしました。
今年度の塩竈での「宇宙の学校」は全2回の開催となり、11/26の開催で閉校と
なりますが、たくさんのご家族、子ども達が笑顔になるお手伝いを継続して行ってまいります。
次回は11/26 紋切り遊びとレポート発表会を予定しています。