KU-MA 認定NPO法人子ども・宇宙・未来の会

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成瀬中央「宇宙の学校」第3回スクーリング

日時と場所2024年1月28日(日) 午前10:00~12:00
町田市立成瀬中央小学校
プログラム風見鶏をつくろう
かさ袋ロケットをつくろう
家庭学習レポート発表
閉校式
講師・スタッフ 講師:稲葉茂
スタッフ:高戸直之、川内有貴、藤村純子、永井陽子、中村はるか 他4名
参加数親子13組35名
主催成瀬中央自治会子ども会
共催KU-MA JAXA宇宙教育センター


第3回スクーリングが開校しました。 宇宙(そら)のとびらに成瀬中央小学校での実施報告を載せて頂いたことから、紹介をしていただきました。 またはやぶさ2拡張ミッションの小惑星命名キャンペーンについても教えて頂きました。


かさ袋ロケットの講義に入りました。 まずはロケットの歴史について学び、実際にロケット打ち上げの動画も見せて頂きました。 何を作っていくのかワクワクが膨らみます。


まずはかさ袋を膨らませます。 ストローで息を吹き込み、ゆっくりとストローを抜き取る、逆止弁によりパンパンに膨らんだままになります。 先端をテープで止めてロケットの形にします。






発射場に並びました。 みんなこれから初飛行に向けてドキドキしています。


狙いをつけて準備します。


発射! ただ思ったより飛びません。 何故だろう?と疑問がわきます。


次にかさ袋に重りをつけて実験をします。 紙をかさ袋に巻き付けてセロテープで止めます。


最初に重りを後ろ側につけて飛ばします。 あれ、さっきよりも飛ばないかもしれない…。


次に重りを真ん中にずらしてまた飛ばします。 あれれ、まだ飛び方がおかしい…。


三番目に、重りを一番先っぽに寄せて飛ばすと良く飛びました。 重りの位置で飛び方がこんなに変わるなんて、と驚く子供達です。


なんで飛び方が変わったのかを知るために、次に風見鶏の実験に移ります。 風見鶏を型紙から切り出して、ストローを取り付けます。 ストローの取付位置を変えて実験します。


ストローを後ろ(尾)に取り付けると、風が当たった時に後ろを向いてしまいます。


ストローを前(顔)側につけると、風が当たった時に前を向きます。 この実験は空力中心(風が当たった時にかかる力の中心)と支点との関係を学ぶものでした。 今回の実験では空力中心は型紙の真ん中くらいにあるため、真ん中より前にストロー(支点)をつけると、 きちんと前を向くことが体感できました。 重りを前にすることで、かさ袋の空力中心(かさぶくろの中心くらい)より重心/支点の動く方向に かさ袋がまっすぐ飛んでくれることも理解することができました。


最後に尾翼をつけて皆で飛ばしました。 体育館の壁まで飛ばすことができた人もいました。 自分でロケットを飛ばせて、その理由も理解できる良い実験でした。




閉校式前のレポート発表会です。 多くの皆がレポートを書いてきてくれました。 みんな色々な実験をして来て、気づきを共有することができました。 学ぶことの楽しさを知ることができる、とても良い場を提供いただきありがとうございました。